2020年1月ハローワーク求人システム新たに刷新予定
2020年1月6日にハローワークシステムが刷新
ハローワークでは無料で会社の求人票を出すことができますが、今回、2020年1月6日にハローワークのシステムが刷新されることが公表されました。
2019年9月11日(水)に、茨城県社会保険労務士会土浦支部の研修会が開催され、そこでハローワークからアナウンスがありました。
システムの刷新により、求人票の様式や求人の公開方法が変わり、より多くの求職者に、より詳しい求人情報や事業所情報を提供できるようになるとのことです。
ハローワーク新システムのポイント
まず求人者と求職者がそれぞれオンラインでやり取りが簡便になり、民間の採用システムを目指したものとなっているというお話しでした。
世の中では、マイナビ、リクナビ、Indeed、EnGageなど、採用に欠かせないサービスが多くなってきておりますが、ハローワークでも後塵を拝さないように刷新にスピード感を持って臨みたいところなのでしょう。
変更のポイントは以下の2点になるようですが、増える項目として「時間外労働-36協定における特別条項の有無、特別な事情・期間等」があり、より会社の状況が求職者に事前に伝わる環境となります。
ポイント1
求人票の様式がA4片面からA4両面に変わります。掲載する情報量が増え、求職者が求める情報をより詳細に伝えられるようになります。
ポイント2
ハローワークに来所しない求職者に対しても、ハローワークインターネットサービスを通じて、ハローワーク内に設置されたパソコン(検索・登録用端末)と同じ求人情報を提供できるようになります。
求人票から無くなる情報もある
この変更に伴い、求人票からなくなる情報や、表示可能文字数が減少するものもあるとのことです。
求人票の様式変更や公開方法が変わることに伴い、今後、求人条件や事業所情報などについて内容確認や追加情報の登録を行っていただく必要が出てきます。
ハローワークに求人票を出している会社では事前に内容を確認することをお勧めします。
採用効果アップにハローワークの研究も必要
最近では「ハローワーク採用の絶対法則:0円で欲しい人材を引き寄せる求人票の作り方」のような良書も出ており、ハローワークのもっと有効な活用方法を説く向きも出ています。
実は莫大な求職者情報を保有するハローワークですが、採用の効果を高めるために、もっと求人票の研究や、新システムに早く慣れるということが必須なような気がします。
関連リーフレット
2020年1月6日から求人票と公開方法が変わります
https://jsite.mhlw.go.jp/mie-roudoukyoku/content/contents/000510184.pdf
2020年1月6日から求人票が変わります(その1)
https://jsite.mhlw.go.jp/mie-roudoukyoku/content/contents/000510188.pdf
2020年1月6日から求人票が変わります(その2)
https://jsite.mhlw.go.jp/mie-roudoukyoku/content/contents/000510191.pdf
参考リンク
三重労働局「ハローワークシステムの見直し(刷新)について」
https://jsite.mhlw.go.jp/mie-roudoukyoku/news_topics/topics/29032901/20170329_00033.html
※文書作成日時点での法令に基づく内容となっております。
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