協会けんぽの様式が2019年5月変更になりました
新システムへの移行に伴う変更
2019年5月末より協会けんぽの様式が一部新しくなりました。新しくなった主な様式は次のとおりです。
- 健康保険 傷病手当金支給申請書
- 健康保険 出産手当金支給申請書
- 健康保険 出産育児一時金支給申請書
- 健康保険 出産育児一時金内払金支払依頼書・差額申請書
- 健康保険 埋葬料(費)支給申請書
- 健康保険 高額療養費支給申請書
- 健康保険 療養費支給申請書(治療用装具)
- 健康保険 療養費支給申請書(立替払等)
変更内容は、主に数字を記入する欄(金額や年月日)がマス目になったところで、機械による読み取り精度を向上するためとのことです。
新様式はすでにに使用することができます。また、これまでの様式も引き続き使用できるとのことです。
改元(令和)に伴う変更
また、令和への改元に伴い、様式の該当部分が新元号の令和に改められています。
変更前の様式も使用できますが、その際は「平成」を二重線で消し「令和」に直した上で使用してほしいと、協会けんぽでは案内しています。
なお、任意継続保険料や医療費の返納、および情報開示手数料等にかかる納付書について、改元前に発行された「平成」表記のものは、そのままでも有効に使えます。
デジタルファースト時代へ
一方、2019年5月24日に、行政手続を原則として電子申請に統一するための法律(いわゆるデジタルファースト法)が成立しました。
今後、社会保険関係の手続きやマイナンバーの利用などについて、関連する法律が変更され、詳細も順次公表されるものと思われますので要注目です。
時代の流れに伴い、手続きもどんどんと変わっていきます。
しかしながら、電子申請の時代になっても、社員からの相談・問合せに一番初めに対応するのは人事労務担当者なので、常に最新の情報に注意しておきたいものです。
参考リンク
協会けんぽ「新様式の申請書使用にご協力をお願いします(令和元年5月)」
https://www.kyoukaikenpo.or.jp/home/g5/cat550/sb5020/010531
協会けんぽ「改元に伴う各種申請・納付書・帳票についてのご案内とお願い」
https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g1/h31-4/20190416001
<出典:日本法令 https://www.horei.co.jp/>
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