フレックスタイム制では、労働時間の把握はどのようにするのでしょうか?

 フレックスタイム制を採用する場合、従業員の労働時間をどのように把握すればよいのでしょうか。

上記「フレックスタイム制では、労働時間の把握はどのようにするのでしょうか?」に対する回答

 タイムレコーダーや所定の用紙などで各日の実労働時間を把握します。

 フレックスタイム制は、各日の始業及び終業の時刻を労働者の決定にゆだね、清算期間の労働時間の過不足について清算するという制度です。

 したがって、裁量労働や事業場外労働のみなし労働時間制とは異なって、使用者は、労働者一人ひとりの労働時間を把握し、清算期間ごとに労働時間を清算しなければなりません。

 具体的には、使用者は、労働日と労働時間(休日労働や深夜労働が行われた場合にはそれらの時間を含む)を把握し、それらを賃金台帳に記載する義務を負っています。

 なお、労働時間の把握のためには、タイムレコーダー等を利用しても構いませんし、各日の実際の労働時間を記載することのできる様式に労働者各自が労働時間等を記入する等、自己申告制としても差し支えありません。

カテゴリー:変形労働時間

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