会社のミスで雇用保険の加入手続きが遅れた場合、遡れなかった勤続年数分を補償しなければなりませんか?

 当社では、入社5年5ヵ月の社員が近々退職する予定ですが、担当者のミスで、その社員が入社してから3年7ヵ月経ったときに雇用保険の資格取得届を提出していないことが判明しましたので、遡って雇用保険加入の手続きをしました。

 しかし、雇用保険の資格取得の時効が2年のため、最初の1年7ヵ月については遡ることができませんでした。

 遡ることができなかった期間についての控除済の保険料については払い戻しをしましたが、 この場合、ほかに何らかの補償をすべきなのでしょうか。
 また、その場合どのような措置をとればよいのでしょうか。

上記「会社のミスで雇用保険の加入手続きが遅れた場合、遡れなかった勤続年数分を補償しなければなりませんか?」に対する回答

 貴社を退職後1年以内に基本手当を受給する場合には、被保険者期間が5年未満と5年以上とでは給付日数が異なりますので、その差額を補償することが考えられます。

 また、基本手当を受給せずに再就職する場合には、将来の給付時の補償について、何らかの契約文書を交わしておくほうがよいでしょう。

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