給与支払報告書(総括表)は、コンピュータの連続用紙を使って提出することができますか?

 各社員の居住する市区町村長あてに提出する給与支払報告書(総括表)は、各市区町村によって様式がバラバラなため、1枚ごとに手作業で記入しなければならず、大変手間がかかります。

 コンピューターの連続用紙での提出ではいけないのでしょうか。

上記「給与支払報告書(総括表)は、コンピュータの連続用紙を使って提出することができますか?」に対する回答

 ご質問のように、給与支払報告書(総括書)の様式は、各市区町村によってバラバラですが、ほとんどの市区町村ではコンピューターの連続用紙でも受け付けるようです。

 ただし、すべての市区町村が連続用紙でよいとしているかどうかは不明ですので、念のため電話で確認してから提出して下さい。

 なお、連続用紙を用いる場合には、会社の指定番号を間違いなく印字しておくことが必要です。

 給与支払報告書は、各社員がその年の1月1日現在居住する市区町村長あてに、前年の給与について、毎年2月1日までに提出するものです。

 社員の居住する市区町村ごとに給与支払報告書の個人明細書をまとめて提出しますが、その際、総括表は1組2枚、給与支払報告書の個人別明細書は1人につき2枚提出します。

 給与支払報告書の個人別明細書については、各市区町村でコンピューターの連続用紙(給与支払報告書の個人明細書2枚、源泉徴収票2枚の計4枚綴りのもの)が配布されていますので、これに印字して提出することができます。

 しかし、現在のところ、給与支払報告書の総括表の連続用紙は配布されておらず、社名と特別徴収義務者指定番号が印字された総括表が送付されています。

 この総括表の様式は市区町村ごとにバラバラですが、貴社のように、社員が多い企業では、特別にコンピューターの連続用紙を購入して、それに受給者人数等の必要な事項を記入して提出しているものと思われます。

 このように、市販の給与支払報告書の総括表の連続用紙を使用する場合にも、特別徴収義務者指定番号(市区町村から郵送されてきた総括書に記載されています)を忘れずに印字しておけば、多くの市区町村で受け付けられているようです。

 また、送られてきた総括書をそのまま一緒に提出しておいてもよいかもしれません。

 ただし、すべての市区町村が市販の連続用紙でもよいとしているかどうかは不明ですので、念のために、該当市区町村に確認して下さい。

カテゴリー:賃金・賞与

アクセスランキングトップ10

 次には、アクセスの多いQ&A記事のトップ10を表示しています。

  • (現在集計中)