ストック・オプション制度とはどんな制度でしょうか？

　ストック・オプション制度とはどんな制度でしょうか。

　なお、ストック・オプション制度を導入する際の取り扱い上の留意点についても教えて下さい。

　ストック・オプションとは、企業が、あらかじめ取締役や従業員、その他外部の取引先等に一定の価額で自社株を購入する権利を与え、使用人等はその権利を行使して企業から株式を購入し、株価が値上がりしたときに売却することによって差益を得ることができるという制度です。

　ストック・オプションは賃金ではありませんが、ストック・オプション制度は労働条件の１つであり、就業規則の相対的必要記載事項に該当しますので、この制度を設ける場合には、就業規則に定めておかなければなりません。

　なお、税法上は一定の要件のもとで、特例措置（分離課税）が認められています。

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