====== 第二章 委託(家内労働法 ======  [[https://www.kannosrfp.com/|社会保険労務士事務所の菅野労務FP事務所(茨城県石岡市)]]が作成した法令の参照集で、可能な限りリンクでつないでいます。各ページ基本は章ごとのページにしています。 ===== 第三条(家内労働手帳) =====  委託者は、委託をするにあたつては、家内労働者に対し、厚生労働省令で定めるところにより、家内労働手帳を交付しなければならない。 2 委託者は、委託をするつど委託をした業務の内容、工賃の単価、工賃の支払期日その他厚生労働省令で定める事項を、製造又は加工等に係る物品を受領するつど受領した物品の数量その他厚生労働省令で定める事項を、工賃を支払うつど支払つた工賃の額その他厚生労働省令で定める事項を、それぞれ家内労働手帳に記入しなければならない。 3 前二項に規定するもののほか、家内労働手帳に関し必要な事項は、厚生労働省令で定める。 罰則:[[家内労働法7#第三十五条|第三十五条]](五千円以下の罰金) ===== 第四条(就業時間) =====  委託者又は家内労働者は、当該家内労働者が業務に従事する場所の周辺地域において同一又は類似の業務に従事する労働者の通常の労働時間をこえて当該家内労働者及び補助者が業務に従事することとなるような委託をし、又は委託を受けることがないように努めなければならない。 2 都道府県労働局長は、必要があると認めるときは、都道府県労働局に置かれる政令で定める審議会の意見を聴いて、一定の地域内において一定の業務に従事する家内労働者及びこれに委託をする委託者に対して、厚生労働省令で定めるところにより、当該家内労働者及び補助者が業務に従事する時間の適正化を図るために必要な措置をとることを勧告することができる。 ===== 第五条(委託の打切りの予告) =====  六月をこえて継続的に同一の家内労働者に委託をしている委託者は、当該家内労働者に引き続いて継続的に委託をすることを打ち切ろうとするときは、遅滞なく、その旨を当該家内労働者に予告するように努めなければならない。 ===== 家内労働法の関連ページ ===== * [[家内労働法|家内労働法のトップへ]] * [[家内労働法1|第一章 総則]] (第一条~第二条) * [[家内労働法2|第二章 委託]] (第三条~第五条) * [[家内労働法3|第三章 工賃及び最低工賃]] (第六条~第十六条) * [[家内労働法4|第四章 安全及び衛生]] (第十七条~第十八条) * [[家内労働法5|第五章 家内労働に関する審議機関]] (第十九条~第二十四条) * [[家内労働法6|第六章 雑則]] (第二十五条~第三十二条) * [[家内労働法7|第七章 罰則]] (第三十三条~第三十六条) {{page>[労働基準法]#[全体の関連ページ]}}